ご自宅や成人式会場、同窓会会場などの様々な場面で、
きれいな着物姿を写真に残すためのポイントをご紹介します。
着物は時間が経つにつれて、着くずれをおこす事があります。
お手洗いの後などは鏡の前で身だしなみのチェックをしましょう。
同時にヘアーメイクのチェックも忘れずにしましょう。
立つ姿勢

立ち姿の撮影の時は右足をやや後ろへ下げてみましょう。
右足が下がることによって体の右半身もやや後ろに下がり、自然と着物の柄も多く写り華やかで美しくみえます。
足は少し内股気味にすると女性のやわらかな雰囲気がでます。
また、帯結びにより重心が後ろに傾いてしまうので、撮影するときは身体を少し前のめりにしましょう。
顎を引き背筋を伸ばす
頭は下げずに正面を向いたまま顎を後ろに引き、肩の力をぬいて頭の真上を引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばすと凛とした姿を保てます。
自然な笑顔
何よりも一番のポイントは自然な笑顔です。
よく口角を上げると良いといいますが、口角だけに意識を集中すると逆にぎこちない笑顔になってしまいます。
難しく考えずに自分のいつも通りの笑顔で撮影してみて下さい。
様々な角度から撮影

正面での写真ばかりでなく、少し斜めに構えた角度から撮ると帯も少し見え振袖の袖の柄もよく見えてきれいな着物写真になります。
カバンは前で両手を使って持つようにし、少し手首を返すと美しく見えます。
フォトスタジオでのポージングを参考にする
フォトスタジオに行くと、過去にそのスタジオで撮影した写真が飾られていることがよくあります。
その写真は、プロのカメラマンがプロの目線で撮影したものです。当然ポージングにもプロの指導が入っているため、まずはそのポーズを真似してみてはいかがでしょうか。
せっかくの晴れ姿、自分のカメラや友人のカメラにもきれいな姿で写りたいものです
成人式当日は、振袖姿の写真をたくさん撮って素敵な思い出を残してくださいね。